歯周病は気づかぬうちに骨を溶かしてしまう怖い病気です
歯周病はプラークに潜む歯周病菌が悪さをして歯ぐきに炎症を起こし、少しずつ周囲の組織を破壊してしまう病気です。痛みなどの自覚症状がほとんどなく進行することから「サイレント・ディジーズ(静かなる病気)」とも呼ばれ、進行を放置してしまうとやがて歯を支える骨(歯槽骨)を溶かし、最終的には支えを失った歯が抜け落ちてしまいます。
東戸塚駅から通える横浜市戸塚区の歯科医院「おくだデンタルクリニック第二診療所」では、歯周病を原因からしっかりと改善する治療と将来の健康まで見据えた継続的なメインテナンスをご提案しています。歯を失うリスクのある歯周病は、早めのコントロールが重要です。気になる症状がある方は、お早めにご相談ください。
歯を失う原因は虫歯よりも多いのが歯周病です
歯周病は生活習慣病のひとつです
歯周病は食生活や喫煙などとも深い関係があり、生活習慣病のひとつに数えられています。歯周病を防ぐには、歯科医院で口腔ケアを行うと同時に生活習慣の改善が必要です。次のような方は特に歯周病に注意しましょう。
喫煙習慣がある | たばこに含まれる有害物質が口腔内の粘膜や歯ぐきから吸収されると、歯周病になりやすくなることがわかっています。あるデータによれば、1日10本以上の喫煙で歯周病リスクが5.4倍に、10年以上の喫煙で4.3倍に上昇すると報告されています。 |
毎食後のブラッシング 習慣がない |
プラークの中には虫歯や歯周病の原因菌がひしめいており、その数はプラーク1mgに1億個以上と言われています。毎食後のブラッシングで歯の表面に付着したプラークを除去することが、歯周病の予防につながります。 |
よく咬まずに 食べてしまう |
唾液には口腔内にいる細菌を洗い流すという自浄作用があります。よく咬まずに食べることで唾液の分泌量が減ってしまい、歯周病菌を洗い流すことができなくなります。 |
当院の歯周病の検査と治療の内容
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プローブという針状の器具を使って歯周ポケットの深さを調べる検査です。正常値は2~3mmで、深くなるほど歯周病が進行していると考えられます。測定時に痛みを感じることはほとんどありませんが、歯肉炎がある場合は出血することがあります。 |
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「スケーリング」は、歯の表面に固着している歯石をスケーラーという器具を使って除去すること。スケーリングの後は、キュレットという器具でざらついた歯の表面を滑らかにしてプラークの再付着を防ぐ「ルートプレーニング」を行います。 |
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スケーリングやルートプレーニングでは取り切れない歯周ポケットの奥深くにある汚れや歯石を、歯ぐきを切開して除去する外科処置です。切開することで歯ぐきの深い部分まで歯石を除去できます。処置は麻酔下で行うので痛みはありません。 |